変動金利だって、いいじゃない?

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前回、 すべての人がフラット35のような
超長期固定金利(金利がずっと変わらないタイプ)を
選ぶべきなのかというと、そうでもないのです。 と書きました。
今回は、その解説をしていきます。

 

■変動金利が1番人気

住宅金融支援機構が2014年2月に発表した、
2013年度 民間住宅ローン利用者の実態調査
【民間住宅ローン利用者編】(第2回) によると、
民間住宅ローン利用者の金利選択は以下の通りでした。

金利タイプ選択

 

 

変動金利:41.3%

固定金利特約:33.4%

全期間固定金利:25.3%

 

 

 

アンケートを実施したのが2013年7月〜10月です。

この年は4月から7月にかけて長期金利が上昇し、
住宅ローンの店頭金利が上昇する様子が
テレビでニュースに取り上げられるなど、
金利先高感があったタイミングです。

それでも変動金利が1番人気です。

その理由は、
金融機関同士の住宅ローン獲得競争激化によって
優遇金利を競い合った結果、
実行金利が1%を切る水準にまで下がっているからでしょう。

 

フラット35の最低金利は今、
史上最低水準にあるとはいえ2%を上回っています
変動金利を選択すれば、その半分以下の金利で済むのです。
選択する気持ちもよくわかります。

でも、ここで変動金利を選んだ41.3%の方たちは、
変動金利のメリットを活かしきれる人だけではないような気がします。
なぜなら、変動金利のメリットを享受して、
将来の金利上昇リスクを回避できる人は、
住宅ローン利用者の1割にも満たないと思うからです。

 

■変動金利を選択しても問題ない人の例

1. 返済比率に充分な余裕がある
2. 自己資金に余裕がある
3. 本当は現金一括購入できるが、
  税制上のメリットがあるから住宅ローンを借りる

返済比率とは、年間返済額 ÷ 税込年収のことです。
年間返済額とは、住宅ローンだけでなく、
その他の借り入れ、例えば自動車ローンや教育ローン、
カードローンやキャッシングなども含みます。

税込年収500万円の人が、
住宅ローン以外の借り入れがなかったとして、
返済額が毎月10万円、年間120万円の場合、
120÷500=24%が返済比率になります。

住宅ローン審査段階では、
申込みする金融機関にも基準が異なりますが、
返済比率を30%〜35%に定めているところが標準的です。

先ほどの年収500万円の方の例で言えば、
返済比率24%は審査基準としては問題なさそうです。

しかし、「変動金利を選択しても問題ない人」
とまでは言えないかもしれません。

その理由については…
長くなってしまったので、 次回、改めて解説しましょう。

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