団信と機構団信の大きな違い

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<前回のおさらい>

団信(だんしん)とは、団体信用生命保険の略称です。
民間金融機関が住宅ローンを貸し出すときに、
原則として、利用者に加入を義務づけている保険のことです。

住宅ローン利用者(債務者)が、死亡または高度障害状態になったときに、
残っている債務を保険でカバーするというものです。

フラット35を提供している、住宅金融支援機構にも団信の制度があり、
それは機構団信と言われています。

団信(民間金融機関)と、機構団信(フラット35)のいちばんの違いは、
団信が加入必須で、加入できないと住宅ローンを借りられないのに対し、
機構団信は任意加入だということです。

前回、最後の方に、「もうひとつ重要な違いがある」と言いました。
それを今回、説明します。

 

団信=ほったらかし

「ほったらかし」って・・・?

民間金融機関の住宅ローンでは、
団信の加入が貸出条件のひとつでした。
それゆえ、保険料の負担を、利用者にとって「ほったらかし」にするんです。

どういうことかというと、 保険料を支払っているという意識を持たなくても、
住宅ローンを毎月返済している中に保険料が含まれているので、
自動的に支払っているということです。

最近では、「団信保険料は銀行負担」とするケースも見られますが、 お金に色はついてません。
実際、金利で得た収益から保険料を支払っているわけですからね。
私には、いかにも「サービスしてます!」というアピールに見えて仕方ありません。

なお、一般的に団信保険料は金利0.4%相当と言われています。
三大疾病保障特約や、介護保障特約を任意で追加する場合には、
さらにプラスアルファで金利が上乗せされます。

いずれにしても、毎月の返済額の他に、
あらためて別の財布から保険料を支払う必要がないので、
「ほったらかし」と言って良いでしょう。

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機構団信=年に1回忘れちゃだめ!

一方、機構団信は、別の財布から支払う方式です!
ローンの毎月返済額に、団信保険料が含まれていません!!

年に1回1年分の団信保険料について納付通知が届き、
その金額を納めなければ、「保険切れ」になってしまいます。
一般的な生命保険、損害保険と同じ仕組みですね。

では、その保険料はいくらなのか?

機構団信保険料は、その時点いくら住宅ローンが残っているか
いわゆる残債(債務残高)に係数をかけて金額が決まります。
おおむね、残高100万円あたり、3,580円です。
残高が3,000万円なら、年間107,400円程度です。

年に1回の支払いなので、 今年よりも来年、さらにその次の年と、
だんだんと保険料は下がっていきます
なぜなら、残債が減っていくからです。

この機構団信保険料については、
住宅金融支援機構のホームページで、
カンタンにシミュレーションできます。

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団信と機構団信、どっちがトクなの?

で、どっちが得なの?そう言いたくなりますよね。
そこで、簡単なシミュレーションをしてみました。

<試算前提>

  • 借入金額:3,000万円
  • 借入期間:35年
  • 元利均等払い
  • 繰り上げ返済なし
  • 民間金融機関の団信保険料は、金利0.4%相当
  • 機構団信において、フラット35の全期間固定金利は2.0%

 

<試算結果>

  • 団信(民間金融機関) 保険料総額:2,153,754円

  • 機構団信(フラット35) 保険料総額:2,135,100円

 

ほとんど同じですね。。。
金額としてはほとんど変わらないので、
保険料の支払い方法や、保障内容を見比べて、
ご自身のライフプランにより合った方を選べばよろしいかと思います。

 

いずれにしても、
団信のお世話になることのないよう、
健康に留意したいですね。

父親と兄妹のポートレート

 

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