住宅ローン 固定金利VS変動金利どっち!? Part4

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財布に余裕がある女性

こんにちは、現役FPのスマイリーかずです。
前回までは固定金利と変動金利の特徴、メリット、デメリットについて解説してきました。このメリット、デメリットから住宅ローン固定金利と変動金利どっちがお得かについて解説していきます。

住宅ローンはシンプルに考える!!

住宅ローンを検討する際において、ネット等のメディアや不動産会社、金融機関を巡ることで様々なプランを比較し、自分に合ったプランを選択する事が可能になった反面、選択するプランが増えた事で、どのプランにするのが本当に合っているのか迷ってしまうデメリットがあります。

住宅ローンのプランが増えたのは確かです。変動金利、固定金利期間選択型、固定金利のプランに加え、ミックスプランも出ています。また、住宅ローンを組むことで銀行金利のアップ等の特典を付けるケースもあります。

様々な住宅ローンのプランはありますが、シンプルに考えると全期間固定金利型と変動金利型に分けることができます。

論理的な行動を!!

住宅ローン実行当初の金利は安いが、返済額の見通しが立たない変動金利を選ぶのか、それとも返済額が変わらず金利も変わらない固定金利型を選ぶのか迷うところだと思います。

新築マンションを購入し、3000万円、35年返済で住宅ローンを借り入れした場合の変動金利型と固定金利型を数字で比較してみます。スマイルローンサイトの商品シミュレーションにおいて5月29日時点、総支払額が最も低い楽天銀行で比較してみます。今回は、フラット35Sの団信保険料は除いて計算しています。

35年金利が全く変わらない場合(楽天銀行)

楽天銀行の変動金利型と固定金利型の総返済額の差は133万円です。金利上昇が35年間全く無ければ、変動金利型がお得となりますが、35年間の金利の動向はもちろん誰にもわかりません。
10年後の2026年5月時点での残り返済額の概算は、変動金利型で2,195万円、フラット35Sの全期間固定金利型だと2,218万円となり、差額は約20万円で、この時点では変動金利型が少し有利になっていたと言えます。

仮に10年後金利が0.5%上昇し、その後金利が変わらない場合を考えてみます。

10年後金利が0.5%上昇し、その後金利が変わらない場合(楽天銀行)

10年後に金利が0.5%上昇しただけで、総返済額に約58万円の差が生まれ、全期間固定金利型の方が有利だったと言えます。
もちろん、金利が35年間変わらなければ、変動金利型が有利と言えますが、住宅ローン金利は過去最低水準であり、今後35年の間に金利が上がらない保証はどこにもありません

金利が上がる前に、変動金利型から固定金利型に変更すれば、一番メリットを享受できると思われますが、全期間固定金利型の金利は、金利の動向に敏感に反応しますので、現在と同じ金利となるかわからないです。

住宅ローンを選ぶ際には長期の視点で考えることが必要です。10年後のことは不透明であり、今の低金利下を勘案すると、15年以上の住宅ローンを組む場合は、固定金利型にしておく方が無難ではないでしょうか!!

まとめ

何度も言いますが、住宅ローンは長期間付き合う金融商品です。
新たに住宅ローンを組む方で当初から30年、35年と長期間借り入れを考えている方は、過去最低水準の住宅ローン金利を享受していた方が良いでしょう。

借り入れ当初から返済の完済時期が10年、15年後と考えている方にとっては、ここから数年は金利の上昇はないとは考えてますので、変動金利型が向いていると言えます。

今回は、新たに家を購入され、住宅ローンを組んだ場合を見ていきました。
次回は、住宅ローン借り換えのメリット・デメリットについて解説します。

■住宅ローン 固定金利VS変動金利シリーズ

>>固定金利VS変動金利どっち!? Part1

>>固定金利VS変動金利どっち!? Part2

>>固定金利VS変動金利どっち!? Part3

>>固定金利VS変動金利どっち!? Part4

 

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